リア垢を見るのが辛い
Twitterのリア垢を見るのが辛い。
健康体で、仕事もあって、趣味もある程度充実している友人たちのツイートを見るのが辛い。
特に健康は、どうあがいても私が今すぐには手に入れられないものだ。
友人たちのツイートを見ることで、自分が僻み妬み嫉みにまみれてしまうのが怖い。
そのため、心身の調子が傾きはじめ、休学を決めてからは、私はリア垢に浮上していない。
浮上するのを止めてから、もう1年になる。
今友人たちはどうしているのか気になることはあるけれど、リア垢を覗くことで自分がダメージを受けることの方が辛い。
リア垢に浮上しないことで、LINEで直接「元気?」と聞かれることが多くなった。
元気じゃねえよ、人の気も知らないで。と思ってしまうが、そう返すわけにもいかないし、私は態度くらい一人前の大人を取り繕いたいので、「元気だよ。」と返信する。
でもその度に胸がズキズキ痛んでしょうがない。辛い。
だからといって病気のことを言えば心配をかけるし、何より言いたいと思わない。
助けを求めるにしても、相手は選びたいよ。
結局、黙って元気なふりをするしかないのだ。
自分と両親とパートナーと、ごく少数の親友だけが分かってくれていればそれでいい。
うん。それでいいのだ。
でも正直、大学院の年数やシステムなんて分かってない人の方が多いんだから、気にせず新学期迎えたらリア垢に浮上しようかな、と考えている自分もいる。
また勉強をはじめて「自分も何かを成し遂げている」感を得ることで、気持ちにもう少し余裕が出てきたら、友人たちの充実しているツイートを見ても、少々胸がチクチクするくらいで、うまいこと受け止められそうな気がするのだ。
それにもし何か突っ込まれたとしても、コロナを理由にして、「やりたい研究がコロナでできなくなったから1年休んじゃった。」とでも言ってしまえばいいのだ。そうだそうだ。
ここまでくると浮上のタイミングも大事かもしれないが、気にしすぎずにふら~っと浮上できればいいかな。
あーあ。
今はまだ無理でも、リア垢を見るのが全く辛くなくなる日が来ればいいなあ。